当ブログで定評のある、スポーツカーのレンタカー記事。久々にまた乗ってきました!

今回は名古屋で外車を多く持つ「スパイスレンタカー」さんを利用し、外車のオープンカーで定評のあるベンツSLK230を2日レンタルしてみました。

AT車で古い車ですが、そこそこ良い性能とオープン走行の快感を楽しめる車種。実際の乗り心地やレンタカー屋さんの雰囲気などをレポートしてみます。

他記事でも書いているとおり、安いコンパクトカーを借りるより断然面白い!しかも今回紹介するSLK230はコンパクトカーと大差ない金額でレンタルできるリーズナブルさも魅力です。

1.お店の公式Webサイトと雰囲気

今回のレンタカー屋さんは、名古屋のガソリンスタンド「満油商事」さんが運営する「スパイスレンタカー」さん。

本店に相当する上名古屋セルフステーションは名古屋市営地下鉄「浄心駅」からギリギリ徒歩圏内。他にも4店舗ほど系列スタンドがあります。

初老の店主と若い店員さんが応対。どことなく家族経営っぽさが垣間見える雰囲気ながら、対応はしっかりしていて結構安心感があります。

2.手続き簡単!事前予約の流れ

予約と手続きは
①店舗Webサイトの予約フォームで必要情報を入力して送信
②メール返信で予約完了(予約可否)の連絡が来る
③当日にお店へ来訪
④規約類とレンタル内容を確認してお金を払って乗る

という流れで、一般のレンタカー屋さんと同じなので楽。

2016年1月からは全車種で現金支払可能になりました。(もちろんクレジットカード払いも可)

注意点としては、免許証だけでなく公共料金支払票など最新の住所(居住)を確認できるものが必要という点です。

3.車好き必見!車種ラインナップ

ラインナップと料金は取り扱いレンタカー一覧に記載されているとおり。簡単にまとめると

・外車を中心に扱っていて国産車も少しあり
・車種が豊富で、オープンカーも結構あり
・AT車が割合多く、MT車もあり

MTならフェアレディZかフィアットクーペ、ATならSLK230かBMWのZ3あたりが個人的な好み。24時間で1万円を下回る車種が多い点が魅力。

車種は結構頻繁に入れ替わるので「借りるなら今しかない」という車種も多いです。

【料金例】 ベンツSLK230 24時間6,500円
【車種】 ルノー メガーヌ、フォルクスワーゲン ポロ、ベンツA160、サーブ93、プジョー307SW、ベンツSLK230、オペル アストラカブリオレ、プジョー206CC S16、BMW Z3、日産フェアレディZ、ジャガーSタイプ、ベンツS320、フィアットクーペ、プジョー207CC、ルノー メガーヌカブリオレ、シボレー カマロ、プジョー307CC、BMW 745Li、アルファロメオ スパイダー(※2016年1月現在)

4.今回借りた車種

今回借りたのは、メルセデスベンツのSLK230。いわゆる初代のSLKで、5速ATの2人乗りFR車です。

車検証を調べたところ「SLK230 コンプレッサー」という1997~2004年に発売されたモデルの後期型。2300ccの直列4気筒DOHCエンジンに、なんとスーパーチャージャー搭載!

実物は何と言ってもブルーの色合いが綺麗で、見とれてしまうほど。全長が長そうに感じますが、4010mmで私のかつての愛車NB8Cロードスターと大差が無いんですね。

全体的にシルバーで統一された、セダンっぽい硬さを感じる内装。窮屈さは無く、安定感のある座り心地です。

ハードトップの幌は左手のボタン操作のみで電動開閉可能。

オープン時は幌収納でトランクスペースの半分くらいを犠牲にしますが、もともと一般のセダンくらいのトランク容量はあるので旅行カバンなどはラクラク入ります。

5.いざSLK230乗車!乗り味は?

なんと言っても、安心感のある力強い加速が魅力。

AT車の急加速はキックダウンのように突然ガッと回転数が上がるタイプの車もあって苦手ですが、このSLK230はスムースで安定した回転上昇でグッと力強い加速が得られる点が嬉しいところ。

2300ccのエンジンから絞り出される馬力は197ps、最大トルクは28.6kg・m(280.3N・m)。S2000あたりとカタログ値比較してみると「加速に強い」のがわかります。

過給機はターボチャージャーではなく、低回転からアシストを発揮するスーパーチャージャー。

なかなかスーパーチャージャー搭載車に乗る機会って無いので貴重な体験。

過給しているという実感があまり得られない自然体の加速は安定している反面、面白さには欠ける印象ですね。

峠のコーナーでは、急ハンドルでもしっかり食いついていく感じで、ハンドル舵角の調整もしやすいです。

シートのホールド感が良いためか、ヘアピンでも遠心力の横Gがかかりにくい印象で結構良い乗り心地。

ただ、2シーターとはいえ、ボディの大きさ重さを感じてしまうフィーリング。ライトウェイトのスポーツカーに比べると軽快さに欠けますが、及第点といったところでしょうか。

ブレーキのきき具合や微調整もしやすく、いわゆるカックンブレーキではない点はこのクラスの車種のいいところ。

ただ、ブレーキングの際にハンドルが取られて左右に方向がブレるのがちょっと怖い。アライメントも若干ずれているような気もします。

このあたりはFR車ゆえの部分と、経年劣化に起因する部分のような感じはします。

高速道路走行もそこそこのスピードを超えてもなおハンドルがガタガタ言わないあたり、なかなかいい性能だと感じます。

オープン時の風の巻き込みはあって腕ぐらいまで風が入り込んできますが、下半身までこないのは嬉しいところ。

シートヒーターは無いと思い込んでいたんですが、装備されていると後から知ってショック。まぁ、エアコンだけでも最低限しのげたので問題なし。

6.おすすめの行き先

せっかくのスポーツカーなので、行き先にもこだわりたいところ。

簡単にまとめると
 ・鞍ヶ池(豊田市でのどかに公園散策)
 ・足助(紅葉と古い街並みが綺麗な奥三河の街)
 ・渥美半島(伊良湖岬を目指して海岸線ドライブ)
あたりに行ってきました。

7.まとめ

なかなかいい車種ではありますが、運転のフィーリング面で考えると攻める感覚が得られない印象。

クーペなのに「しっかりしておとなしいセダンっぽい」という域に収まってしまっている感触。そういうコンセプトの車と言ってしまえばそれまでですが。

これが仮にMTだともっといい走りをするような気もしますが、そもそもSLK230はAT車しか存在しないんですね。

MT車によく乗る人には物足りない車種だと思いますが、AT車前提で車種選びをする人に対しては断然オススメできる車種です。もちろん、オープンカーとしての面白さは存分に楽しめますし、2人乗りという制限さえ許容できれば使いやすい車だと感じます。

ということで、なかなかいい車種とレンタカー屋さんで楽しめました。なお、ガソリンスタンドが運営しているレンタカー屋なので、返却時にガソリンを満タンにしなくても店員さんに給油をお願いできるのが便利です。