旅行で色々なエリアを移動していると、普段はお目にかからない飲食チェーン店を見かけることがあります。

土地に馴染んだ大きな看板と店舗で、地元民なら知っていて当たり前の「ご当地チェーン店」。九州エリアにも有名なご当地ファミレスや飲食店がチラホラ、しかも質が結構高い。

今回は、そんな九州の飲食系チェーン店を幾つか紹介してみます。

この手のチェーン店は話のタネにしやすいのでオススメ。現地の方や出身者に通じる話題ですし、旅行好きな友人とこのネタで盛り上がることも。全国展開チェーンの場合は「本店に行く」というのも一興で、思い出に残りやすいものです。

福岡県が本店の飲食チェーン店

(1)ウエスト

うどんのウエスト、焼肉のウエストとして関東と九州に展開しているウエスト。1号店は福津市で、本社を福岡市に持つ福岡発のお店。

関東だと千葉県のロードサイド店舗というイメージが強いですが、九州だと博多駅近くなど都市型も見かけます。店舗によって扱うジャンルが異なるのも特徴のひとつで、福岡市内だと「もつ鍋」「居酒屋」形態の店舗も多いです。

ダシのいい味わいと軽めのコシの麺が魅力のうどんはそこそこ美味しいですが、深夜営業など利便性の高さが売りのお店という印象です。

(2)トランドール

JR九州とマーメイドベーカリーが共同で事業経営している、九州のJR主要駅構内や駅前に店を構える定番のパン屋さん。

店名は「黄金の列車」という意味。テイクアウト主体ですが、店内飲食スペースを持つ店舗もあってコーヒーを添えてパンを楽しめます。

駅前だけでなく、ショッピングセンター内に「グレンドール」、百貨店内に「ランジュドール」という系列店を展開しています。

主力商品はわかりませんが、個人的にはカレーパンにこだわっている印象があってコクの強さが魅力でオススメ。柔らかい平焼きパンにフレッシュな具材を挟んだパニーニも結構いい味です。

大手出資ゆえ商品開発力が強いようで、時期限定の新商品が毎月登場して公式ブログにも掲載されます。全国各地の素材を使ったオリジナリティ溢れるパンも魅力的です。

(3)筑豊ラーメン 山小屋

福岡県の内陸部で石炭観光地の多い筑豊エリアの名物チェーン店。

福岡県の香春(かわら)町に本店と創業店を持ち、九州を主力エリアとして中国四国、関東、東北、そして世界にも30店舗ほどを展開。でも、関東だと知名度は低いですね。

九州で定番のとんこつラーメンを主力とし、店舗によっては焼肉も扱っているので鉄板の前でラーメンを食べるというパターンもあります。

軽めのトンコツ臭ゆえ比較的食べやすくてオススメ。コーンスープを思わせる甘さと香ばしさのスープに、細めで食感のいい麺がマッチ。

ワンタンなど具材のバリエーション豊富なメニューも魅力です。

系列店として「筑豊ラーメン ばさらか」というものもあります。

大分県が本店の飲食チェーン店

(1)ジョイフル

もはや全国区で有名なファミレスの代表格。ロードサイド店舗が多く、地方をドライブしているとよく見かけます。

実は大分県が発祥で、メニューに大分名物「とり天」を用いた「とり天定食」があるのも大分由来だからでしょう。

ハンバーグを中心とした洋食もあるのですが、個人的には「和食、定食が主力で美味しい」と思います。

初回来訪時に貰えるドリンクバー割引券を財布に常備している人が多いことでも有名で、かつては80円ドリンクバーが魅力でしたが今は140円くらい。

深夜営業店舗、とりわけ24時間営業の店舗も多く、深夜料金無しという利便性の高さが魅力。お酒を取扱う店舗も多いため、夜遅くにDQNのたまり場になる店舗もあるんですよね。

熊本県が本店の飲食チェーン店

(1)味千ラーメン

ニンニク香る熊本とんこつラーメンのチェーン店といえば、味千(あじせん)ラーメン。

熊本ラーメンの三大源流のひとつで、台湾出身の店主がニンニクを使用したことが今の熊本スタイルのルーツになっていると言われています。

確か日本発のチェーン店としては世界で一番多い600店舗以上の出店を果たしていますが、国内では熊本県内に店舗が集中しているため知名度が低いのです。

店舗によって味にバラツキがあり、やはり旨いのは水前寺公園エリアにある本店。

熊本ラーメンの中では比較的あっさりと言われていますが、マー油のまろやかさとニンニクの香りで食べ応え抜群。

他にも熊本名物で春雨の麺を使用した野菜ラーメン「太平燕(たいぴーえん)」もありますし、餃子などのサイドメニューもそこそこあります。

(2)おべんとうのヒライ

熊本ドライブの定番といえばヒライ。弁当、総菜の販売だけでなく飲み物やお菓子もあるためコンビニ的な利用もできるお店です。

大半のお店でフードコートが併設されており、麺類、定食などがあります。ぶっちゃけ定食はあまりオススメできないので、安定している「とんこつラーメン」あたりが無難です。

そして、熊本県のローカル惣菜として話題になったことのある、ヒライ名物「ちくわサラダ」。

20cmくらいの大きめサイズの揚げちくわで、穴の中に詰まっているのはポテトサラダ。意外にも相性ピッタリで、練り物のコクと芋のコクがいい具合にマッチしている一品。一度は食べてみて欲しい商品です。

(3)エブリワン

パックマンのような看板を掲げるコンビニで、熊本市に本部を持ち九州のみに店舗を展開しているチェーン店。

店のバックヤードにキッチンを有しており、作り立ての惣菜や弁当がパッケージングされて弁当コーナーに並ぶという「出来立て」が売りのコンビニなのです。

そして、別区画として用意されている焼き立てパンのコーナー、これこそエブリワンの真骨頂。

ちゃんとお盆とトングがあり、好きなものをチョイスしてレジに持っていくとビニール包装してくれます。朝5時台でもパンが不足なく陳列される本気度、そして焼き立ての札に時刻が掲載されるわかりやすさ。

惣菜パンも多くて、チキン、ポテト、マヨネーズ、コーンなど食べ応えのあるパンも揃っています。結構美味しいのですが、イートインは無いようなので持ち帰り専門。登山前の食材購入として重宝してます。

長崎県が本店の飲食チェーン店

(1)庄屋:長崎県

長崎で「庄屋」といえば、居酒屋ではなくファミレスです。

長崎県佐世保市に本社を置く庄屋フードサービスが展開するファミレスで、長崎県の中心市街だけでなく福岡、佐賀にも出店。ロードサイド店舗も結構目立ちます。

とんかつ、天ぷら、刺身、豆腐など和食中心。おつまみとお酒もあって居酒屋的な使い方もできるのは、九州を主戦場としているジョイフルに対抗するためでしょう。

主力メニューは、写真の「創健美膳」。9区画の皿におばんざいを彩り豊かに盛った健康志向メニューで、色々な味を楽しめます。これが美味しい!

コンセプトを「和み」としているだけあって、ファミレス的な空間ながら店内は綺麗。安定のファミレスと言えます。

まとめ

以上のとおり、九州には魅力溢れるチェーン店が沢山あります。九州旅行の際には、思い出のひとつとして来訪すると一層楽しい旅になるので、ぜひ来訪を。