全国各地にある競馬場。昭和の時代にはオジサンの集まる場所としてガラも悪かったものですが、最近では女性や親子にも親しまれやすい雰囲気に変わってきました。
各競馬場によって雰囲気やコースレイアウトも異なるもので、何よりも好きな馬が特定のGIレースに出るのを見るため地方へ行くのも楽しいものです。

JRA中央競馬の競馬場所在

有名な前提知識として、中央競馬と地方競馬の違いは知っておくといいと思います。中央競馬はJRA(日本中央競馬会)が主催する競馬で、全国に10箇所あります。テレビで全国放送していて、基本的にニュースで扱われる競馬情報は中央競馬のみと言っていいでしょう。地方競馬は地方自治体が運営する競馬です。

中央競馬の競馬場所在は以下のとおり。
・札幌競馬場(北海道札幌市)
・函館競馬場(北海道函館市)
・福島競馬場(福島県福島市)
・中山競馬場(千葉県船橋市)
・東京競馬場(東京都府中市)
・新潟競馬場(新潟県新潟市)
・中京競馬場(愛知県豊明市)
・京都競馬場(京都府京都市)
・阪神競馬場(兵庫県宝塚市)
・小倉競馬場(福岡県北九州市)

最高峰のレース、GIの開催一覧はこちらが参考になります。

大体、2年に1回くらい実力のある3歳馬が1頭くらい話題になるもの。競馬をあまり知らない人(私もですが)は、話題の馬が3冠に出るレースを見に行くと思い出に残りやすいです。
・3冠クラシック牡馬・・・皐月賞(中山)、日本ダービー(東京)、菊花賞(京都)
・3冠クラシック牝馬・・・桜花賞(阪神)、オークス(東京)、秋華賞(京都)

いざ来訪!訪れるときの参考情報

まず、レース開催のときは入場料が100円か200円かかります。場内に飲食店がありますが、GIレースの日は混雑するので着席店よりはファストフードかお弁当のお店で購入して立ち食いするほうが手っ取り早いです。子ども向けのポニー乗馬など特定時間にイベントが開催されることもあるので、親子であれば利用してみるのもいいでしょう。無料エリアでのレース観戦は立ち見になりますが、ゆったり見たいときは有料席もあるので利用するのも手です。

見どころ1:パドック

各レース前に各馬の体調を見るためのパドック。これがテレビで見るのと違って新鮮です。各場が円を描くように歩くのですが、遠くから全体を見渡すことから馬の動きを把握しやすいです。特定の馬をじっくり見れます。
写真は私が訪れた京都競馬場のパドックで、ブエナビスタが秋華賞に出走したときのもの。ハシッテホシーノの気性が荒いところなど見ていて楽しめました。

見どころ2:レース

やはりメインはレースでゴール前の直線を走るとき、緊迫感と高揚感がたまらないです。それと、ターフビジョン(液晶の大画面)は現地で見ると大きくて迫力があります。写真は京都競馬場で、レース前の準備運動として走る姿を見せてくれる光景です。
GIレースのときは「レースを近くで見る」か「パドックを見てレースは遠目で見る」かを選んでおくといいでしょう。最前線で見るなら馬券をあらかじめ買っておいて数レース前から場所を取って観戦しておくことになります。

見どころ3:グッズ売り場

競馬関連のグッズが売られており、購入して帰ると観戦の思い出になります。特にそのとき出走する馬の関連グッズが並ぶことが多いため、その日でないと手に入れにくいということもあります。
私が買ったのは、見に行った秋華賞の出走表のキーホルダー。これこそまさに、この日、この場所でしか買えないものです。

ここでは殆ど触れなかった地方競馬ですが、ひとつだけ珍しいものを紹介しておきます。

珍しい形態の競馬、十勝帯広ばんえい競馬

遠方でも見に行くのをオススメできるのが、北海道帯広市にある帯広競馬場。「ばんえい競馬」と呼ばれる、世界的にも珍しい形態の競馬が行われています。輓曳(ばんえい)というのは「ソリをひく」という意味で、重荷と騎手を載せたソリを馬が引っ張ってゴールに到着する順位を競う競馬です。途中に障害物としての登坂があり、相当な重さのソリを何とか引っ張って登る馬を見ると手に力が入ってしまう迫力ある競馬です。
かつては4箇所あったばんえい競馬ですが、2006年に3箇所が廃止となりました。存続している帯広競馬場も廃止の話が出るので見に行くなら早いほうがいいです。と思っていたところ「銀の匙」という漫画の影響もあって黒字化しているみたいですね。

負けると落胆して疲れが出るものですが、天気のいい日に屋外で綺麗な芝を見ながらイベント気分を楽しめるのが競馬場の魅力。遠方の友人と遊ぶときに競馬場を選んでみると結構楽しめるのでオススメです。