松山の路面電車

海沿いを走る路線の多い一方で山並みの景色も楽しめる四国には、魅力ある観光列車が沢山。

特にトロッコのメッカとして瀬戸大橋を走るトロッコから、四国の山や海の景色を堪能できるトロッコまで豊富です。

また、漫画家「やなせたかし」が高知県出身のため、代表作「アンパンマン」の列車が多いのも特徴のひとつ。

今回は四国地方4県(愛媛、香川、徳島、高知)を走る観光列車を紹介していきます。

四国エリアの観光列車

まずは外観だけでなく内装やサービスにも特徴のある「観光列車」を紹介していきます。

01.伊予灘ものがたり(愛媛県 JR予讃線)

伊予灘ものがたり
出典 http://www.jr-shikoku.co.jp/

2014年に登場した、伊予灘の穏やかな海を眺めながら食事を楽しめる食堂列車。レトロモダンをテーマとして、落ち着きあるベージュとブラウン調の車内が特徴です。

1号車は伊予灘の夕陽「茜色」、2号車は太陽と柑橘系「黄金色」で彩られた外観。内装も窓枠までレトロにこだわり、洗面所に砥部焼が用いられるなど愛媛らしさがあります。

2人用と4人用の対面席には広めのテーブルが配され、席によっては靴を脱いで足を置ける畳も。1~2人で楽しめる窓向きのカウンター席も魅力的です。

予約制で楽しめる食事は「キューブパンのモーニングプレート」や「内子杉御重の和洋折衷料理」など、列車の時間帯ごとに地元シェフ特注のメニューが用意されています。

JR四国 伊予灘ものがたり
【区間】 松山駅-八幡浜駅 片道68.4km(伊予大洲止まりもあり)
【時間】 片道2時間3分~2時間24分
【料金】 乗車券最大1,280円+普通グリーン券指定席980円(食事は別料金で2,500~4,500円)
【運行日】 通年 金土日祝 1日2往復

02.四国まんなか千年ものがたり(香川県-徳島県 JR予讃線)

四国まんなか千年ものがたり
出典 http://www.jr-shikoku.co.jp/sennenmonogatari/

伊予灘ものがたりに続く形で2017年4月に登場した、四国の山間部を走る食堂列車。善通寺、金刀比羅宮、平家落人伝説の残る祖谷など、千年の歴史を持つ史跡の沿線を走ります。

お弁当を持って山で1日を遊び過ごす徳島の文化「遊山」がテーマ。緑、白、赤の3両編成それぞれに木材の美しい内装があり、大歩危峡谷など自然の景色を楽しめる列車です。

木に包まれた古民家をモチーフにした車内。若草色のソファを特徴とした1号車、長さ7mのベンチソファーで景色を広く眺められる2号車、色づく山々のオレンジ色を配した3号車。

囲炉裏の火棚をイメージした鏡面天井や、低い高さの光源を意識した照明など大人の空間の演出も。窓向き1人席に加え、テーブルの2人席と4人席を交互に配置するなど広さを実現。

事前予約で楽しめる食事は、下り線のレストラン神椿監修「さぬきこだわり食材の洋風料理」と、上り線で日本料理味匠藤本監修「おとなの遊山箱」の提供。

JR四国 四国まんなか千年ものがたり
【区間】 多度津駅-大歩危駅 片道65.5km
【時間】 片道2時間30分~2時間55分
【料金】 乗車券最大1,280円+特急グリーン券2,460円(食事は別料金で4,500~5,500円)
【運行日】 通年 金土日祝 1日1往復

まとめ

本格的で力をしっかり入れている食堂列車を筆頭に、瀬戸大橋をはじめとして絶景を楽しめるトロッコ列車も豊富な四国。アンパンマン列車は種類豊富で、外観のラッピングだけでなく内装にもこだわりがあり子どもが楽しめる演出もたっぷり。

以上、四国地方の観光列車特集でした。