JOIN移住フェア

国内最大級の地方移住イベント「JOIN移住・交流&地域おこしフェア2018」に行ってきました。

全国の自治体をはじめとした、約400団体が東京ビッグサイトに集うこのイベント。北海道から沖縄まで47都道府県の情報が盛りだくさん。

そして、入場無料で工芸品や銘菓をもらえるうえに、出展者とのやりとりや想いを感じ取れる魅力のイベントなのです。

今回は、2018年1月21日に開催された、JOIN移住フェア2018の様子をまとめてみました。

どんなイベント?

JOIN移住フェア写真 優しい女の子が説明してくれた熊本県御船町のブース

一般社団法人で移住交流推進を行う組織「JOIN」が運営する、毎年1月に開催される日本最大規模の地方移住イベント。

メインとなるのが「移住・交流相談ブース」。各市町村ごとにブースがずらりと立ち並ぶその数なんと約295団体。

もうひとつの柱が「地域おこし協力隊募集ブース」。こちらも約88団体と多くて、フロア全体が賑わう一大イベントとなっています。

実際に行ってみた

(1)まずは西1会議場外のブース

JOIN移住フェア写真 メイン会場の外に受付ゲートと県ブースが並ぶ規模の大きさ

メイン会場は西1会議場ですが、収まりきらず会議場の外にまでブースが用意されていました。

この手のイベントは入場無料ですが、受付票に氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレスを記入する必要があります。

個人情報なので若干、抵抗感がありますけどね。

受付後の県のブースは素通りして、気になったのが「お仕事相談コーナー」。地方の仕事募集に関する情報を案内してもらえます。

5つある中で、立ち寄ったのが「LO活プロジェクト」というブース。

気になる業種や希望居住地を伝えると、担当者がオススメの仕事や調べ方を教えてくれます。希望居留地は「暑いのが苦手なので北のほう」とかでもちゃんと伝わります。

筆者は趣味の延長線で「ITと旅行を組み合わせた仕事」と伝えて探してもらうと「クリエイティブキャンプ福岡」といったものや、沖縄あたりがIT系で伸びていくなどの傾向を教えてくれました。

(2)地域おこし協力隊募集ブース

JOIN移住フェア写真 会場の地図に団体名がギッシリ!ランダムで選べるモニタあり

西1会議室に入ると、そこは各団体が均一な領域で割り当てられたブースがズラリと並ぶ光景。

400団体もあるのでどこに行けばいいか途方に暮れますが、出展側もPRのため勧誘バリに声をかけてくるところもあります。

個人的には青森などの北端、鹿児島などの南端の文化が色濃くて好きなので、ちょうど声を掛けてくれた青森県つがる市に寄ってみました。

まずは「その市ってどこにあるの?」を皮切りに話を始めるのが王道。

青森県というとリンゴのイメージが強いですが、つがる市では「つがるメロン」の栽培が盛んでありながら認知度が低いという問題を抱えており、Web制作と販促のPRができる方を募集しているとのこと。

JOIN移住フェア写真 休憩エリアに置かれているコーヒーも無料で飲める

聞き出すポイントのひとつとして「地域おこし協力隊は最大3年で満期となるが、その後の仕事は確保できるのか」という観点。

どうやらWeb制作はニーズが高いということで市としてもバックアップしたいとのこと。ちょっと期待感ありますね。

「ちょっと気になるので観光として見に行きたい」と伝えると話が広がります。

ちゃんと観光名所、季節イベント、旅館なども教えてくれますし、すでに移住した方の情報も得られます。

つがる市はかなり良い印象で、まずは旅行で現地を見に行こうと思いました。最後にアップルパイとりんごジュースもいただけて、名刺もいただけました。

ちなみに、つがる市は地域おこし協力隊が0人で、市職員の若い方の案内でした。さすが市役所の担当は整った雰囲気ですよね、私とは大違い(笑)。

(3)移住・交流相談ブース

JOIN移住フェア写真 奥までぎっしりと並ぶブースで差別化のPRが繰り広げられる

さて、メインの移住ブース。4か所くらい立ち寄ったのですが、個人的に話が合って雰囲気も良かったのが大分県宇佐市。

移住で聞くポイントは色々ありますが、仕事、生活圏、交通網、気候、などなど。子持ちなら育児や学費の補助金あたりの話も聞けます。

宇佐市は台風の影響が少ないとのことで、昼は隣の中津で勤務して夜は宇佐の住宅、というスタイルの人が多いとか。

IT系勤務経験のある方がいて「地方だと企業規模が小さいぶん、色々な切り口が求められる」とのこと。宇佐や中津にもIT系の企業はあるとのことで、気になりました。

安心院産カボスと宇佐産卵を使用した深見堂のかぼすケーキをいただけました。

JOIN移住フェア写真 和の雰囲気で高畠のジュースと銘菓の樹氷ロマンを楽しむ

あと、気になったのが、山形県置賜エリア。基本は1市町村1ブースで一定の区画面積ですが、5市町村が連携した大ブースを作っていました。

けん玉生産日本一の長井市の方と色々と話せました。東北だとやはり積雪の話がひとつの取っ掛かりになりますね。

列車の路線や本数、車社会としての話なども切り口のひとつです。

高畠のぶどうジュースや、銘菓の樹氷ロマンなどをいただけました。

JOIN移住フェア写真 奈良県の吉野町には3つの醸造元があり飲み比べを堪能

あと、このイベントでは「日本酒を飲みませんか」という声かけが結構ありました。醸造場を持つ市町村のブースですね。

千本桜で有名な吉野町も3つの酒造を持つ町で、居住の多い地区などを地図で教えてもらいつつ色々な話を聞くことができました。

日本酒も参加者の意見が参考になるようで「持ち帰って今後の参考にしますね」とのこと。出展者も勉強になる点が多いのでしょう。

吉野杉のブローチや箸もいただけて、楽しく話をすることができました。

(4)わがまちマルシェ

JOIN移住フェア写真 銘菓、漬物、果物などを販売するマルシェも格安

物販として地域の特産品販売のコーナーもありましたが、7市町村だけの小さいワンコーナーでした。長野県宮田村の豆腐を購入。

各市町村が1分間くらいでPRするイベントブースには、ゆるキャラが登場するなど賑わいがありましたが説明内容がうわべだけで微妙でしたね。

昼に来訪して17時の終了までじっくり詰め込んだ一日。出口ではアンケートがあり、回答者には抽選会もありましたが私はハズレの「うまい棒」。

参加してみた感想

JOIN移住フェア写真 各ブースで力を入れる背景パネルは目を引くものが一杯

行ってみて一番思ったのが、これだけ多いブースにおいて差別化のために各市町村が工夫をこらしているところ。

もちろん、初出展と思われる「どうアピールすればいいかわからない」という閑古鳥のブースもありましたが、争奪戦バリのところも多々あり。

いまいちなのがパンフレットの量が多すぎるところ。ペーパーレスという言葉が存在しないかのごとくパンフレットの嵐で、帰りにはタウンページ2冊分くらいの厚みの荷物が。

来年度以降参加したい方は、A4パンフレットを折り曲げないですむ大きさの鞄を持っていくと良いです。銘菓などのお菓子も手に入るので、帰宅時はそこそこ重みのある鞄を抱えることになります。

あと、地域おこし協力隊に興味が無く移住目的でも、地域おこし協力隊のブースで情報をゲットできることが多々あります。会場を全般的にめぐるのがいいでしょう。

まとめ

JOIN移住フェア写真 お土産のお菓子類が沢山!それぞれ特色ある市町村でした

各自治体がそれぞれの特色をアピールする最大級のイベント。

地域おこし協力隊の活動内容や移住に関する情報を知ることができ、パンフレットなども得ることができるので移住の取っ掛かりとなります。

来年もおそらく1月に開催されるでしょうから、気になる方はスケジュール帳にでも書いておくと良いと思います。

以上、「JOIN移住・交流&地域おこしフェア2018」の参加レポートでした。