ナビ用マップ付きで紹介する、マイナー観光地コース。今回は山口県下松市の周防花岡駅から徒歩で巡る観光ルートを紹介します。

かつて参勤交代として用いられた旧山陽道沿線の神社仏閣は隆盛を極めたそうで、ここ花岡でも花岡八幡宮周辺に見どころが集中しています。

全国的な観光雑誌には殆ど乗らないスポットの数々を紹介していきます。

メインとしてオススメできるのが「閼伽井坊」というお寺。静かな街で心をゆるやかに清められる、すがすがしい場所です。

観光モデルルート(GoogleMyMap)

赤マーカーがメインの見どころです。
[B] 金分銅酒造 [C] 閼伽井坊、花岡八幡宮、多宝塔(重文) [D] 法静寺 [E] 下松護国神社

観光地一覧

[地図A]周防花岡駅

徳山と岩国を結ぶ路線は2つあり、櫛ケ浜駅で山陽本線と岩徳線に分岐します。

本数の少ない岩徳線の沿線にあるのが、この周防花岡駅。ひっそりとした無人駅です。

駅前に散策マップの看板がありますので、撮影して観光の参考にしてみるのもいいでしょう。

[地図B]金分銅酒造

花岡八幡宮の参道入口にあるのが、金分銅酒造。

いわゆる神社の御神酒(おみき)に用いられるお酒の醸造元の位置付けでしょう。

端麗辛口の日本酒を作る酒蔵だそうです。昔の酒蔵ならではの煙突がいい味を出しています。

[地図C]閼伽井坊、花岡八幡宮、多宝塔

まず境内左手にあるのが、閼伽井坊(あかいぼう)。真言宗のお寺です。

この地にお寺を開く際に必要となった水源として赤い井戸が存在したことから、閼伽井坊と呼ばれるようになったそうです。寺内には虚空蔵菩薩が置かれています。

住職が応対してくれる近年稀に見るしっかりしたお寺。観光の旨をお伝えして、お寺の由来や県内のお寺についての解説などをしていただけました。


次は、延々と伸びる階段の先にある花岡八幡宮の参拝。

応神天皇などを祀る神社。花の綺麗な場所だったので「花岡」の地名が付いたそうです。

花岡のトレードマークとも言える、重要文化財の多宝塔

藤原鎌足の建立16塔のひとつと伝えられており、内部は見れませんが本尊金剛界大日如来が安置されているとのこと。

[地図D]法静寺

浄土宗のお寺、法静寺(ほうしょうじ)。本堂内の彫り物、境内の六地蔵などが目を引きます。

白狐伝説の場所として位牌が本堂に祀られています。

毎年11月3日に稲穂祭として「狐の嫁入り行事」の嫁入り行列が行われ、旧山陽道が賑わうのだそうです。

[地図E]下松護国神社

戊辰戦争などの幕末期に戦死した、下松に由来する13人のお墓があります。

まとめ

かなり地味でコレというスポットに欠けますが、午前中など静かな時間帯にお参りする散歩ルートとしては良いもの。

岩徳線の本数や山陽本線との接続がかなり悪いため「車で閼伽井坊と花岡八幡宮だけを巡る」だけでも良いと思います。

ちょうど岩徳線の沿線に日本酒「獺祭」の旭酒造さんがあるため、車で併せて巡るというのもひとつの手です。