温かい日差し、高く広がる空、緑豊かな街路樹、木陰が路地を彩る雰囲気。

京王相模原線の稲城駅付近は散策にピッタリで、私も用事がないまま立ち寄ることが多々あります。

飲食店こそ少ない住宅街ですが、実はケーキ屋さんが幾つかあって集客もかなり良いのです。

今回は、のどかな稲城駅から徒歩圏内のケーキ屋さんを4つ、独断と偏見のランキング形式で紹介してみます。

稲城のケーキランキング

1位 パンエヴィーノ(Pan Y Vino)

駅前の坂を下った途中、マンションの1階にあるケーキ屋さん。

このお店は何と言っても「個人経営の利点を活かしたフレキシブルな対応」が魅力で、固定客がしっかり付いているのが特徴。カウンター席で少し談笑をしてからケーキを持ち帰るお馴染みさんをよく見かけます。

パシフィックホテルなど有名ホテルに勤めていた経歴を持つ店主で、結婚式などのケーキ作りを経験してきたそうです。

カットケーキは多いときで約20種類が並べられており、ホールケーキはおそらく予約分のみ作る方式です。

イチオシは、スフレタイプのチーズケーキ「パンエヴィーノ」。有名ホテルでずっと専門として作り続けていたそうで、店名を冠したこだわりの逸品。

このチーズケーキが絶品で、雪が溶けるようにふんわりと舌の上で溶けていきます。緩やかでやさしい舌ざわりゆえクドさがなくて、それでいて味わいがしっかり感じ取れます。

テーブル席ではケーキ、コーヒー、ワインなどを楽しめて、最近ではお客さんの要望で食事メニューも3種類ほどあり。

2位 ケーキファクトリー・ホイップ(Whip)

稲城駅のロータリー側から続く道路をずっと歩いた先にあるケーキ屋さん。店外にテラス風の席が少しあり。

このお店の特徴は「子ども受けが良い」ところでしょうか。全体的に明るくてポップな見た目のケーキが多い印象で、子ども連れの家族がケーキを楽しそうに見る光景は微笑ましくもあります。

お客さんが多くて応対の店員さんも人数多めで、森をイメージしたような狭めな店内が華やかに賑わいます。

購入したのは「バナナクレープ塊」という名前のクレープ系ケーキ。

幾重に折り重なりつつ外側が綺麗にくるまれたクレープ生地が特徴のケーキ。バナナの香りが出たバナナムース系の生クリームにカスタードが気持ち程度入っていて、意外とカロリー控えめであっさりといただけるケーキです。

焼き菓子などパッケージングのお菓子が多く、フィナンシェなどのバター系も気になるところ。秋には稲城名産の梨を使用したお菓子も登場し、贈り物にもピッタリな商品が並びます。

3位 ペインズウィック(Painswick)

中央高速へと接続する稲城大橋の付近にあるケーキ屋さん。持ち帰り専門の店。

フランス菓子の老舗「東京カド」出身のシェフが作る「バタークリームケーキ」が売りのひとつ。

ショートケーキにも苺シロップのビスキュイを入れるなど独自の工夫がなされているそうで、独創的な手法のケーキを武器にしているお店です。

今回は「いちごのタルト」を購入。

外はサクッ、中はウェットなタルト生地。バニラビーンズのカスタードクリームが程よい甘さで楽しめますし、生クリームもオーソドックスで控えめな甘さが軽く抜けていきます。

後味がいいのですが、少々軽すぎる気も。濃厚すぎるケーキが苦手な人にオススメのお店。

また、店内に並ぶ焼き菓子のパッケージが豊富。落ち着きのあるデザインがかなり良くて、手土産や小さな贈り物にピッタリだと思います。

4位 ホーエスローブ

稲城の住宅街「向陽台」の通り沿いにあるケーキ屋さん。ウッドデッキの入口が街路樹と調和しています。

駅から離れている上にスーパー「サンワ」などがある独立した「丘の上の住宅エリア」に根差したケーキ屋さんというのがひとつの特徴。持ち帰り専門のお店です。

ダークブラウンの落ち着きある静かな空間の店内もまた土地柄にピッタリです。

個人経営として品揃えはそこそこで、カットケーキ、ホールケーキ、ロールケーキなどが用意されています。

タルトがひとつの名物と言われていますが、今回は王道のショートケーキをチョイス。

オーソドックスな見た目と安定を感じさせるクリーム配分のショートケーキ。一番の特徴は「練乳を思わせる生クリーム」で、甘さ控えめでふんわりとした優しい後味。個人的にこの味わいが好きでクセになりそう。

卵由来の味わいのスポンジ、軽い酸っぱさと水気の苺も生クリームとマッチしていて、なかなか美味しいケーキです。

まとめ

ということで、稲城駅から徒歩圏内の名店を4つチョイスしてみました。と言っても他にケーキ販売しているお店は、チェーン店の「シャトレーゼ稲城店」くらいでしょうか。