京都府の花特集

京都府の花の名所といえば、どこを思い浮かぶでしょうか?

京都市を中心に観光の神社仏閣の多い京都府。その中でも花を名物としたお寺も多々存在し、花を基点にお寺めぐりをするのも楽しいものです。

今回は、京都府の花の名所を紹介します。
(取り急ぎ秋の花を少し紹介し、これから記事を充実させます)

京都府の秋の花

01.ききょう(6月上旬~9月中旬)

廬山寺のききょう写真 ききょう寺として有名な廬山寺で光が差す庭園の桔梗

桔梗(ききょう)は自生ではなくお寺の境内や庭に植えるケースが多いため、全国的にも観光系の寺社仏閣が多い京都に名所が集中しています。

京都市内でききょう寺の俗称を持つ「廬山寺(ろざんじ)」が特に有名で、枯山水の庭にききょうが沢山咲く光景を縁側から眺めるという風情ある名所です。

京都市では東福寺エリアで庭自体を時期限定公開する「天得院」も名所ですし、広い参道の脇をききょうで彩る「智積院」ではハスも同時期に楽しめます。

京都府全体で一番有名なのは亀岡市にある「谷性寺(こくしょうじ)」で、5万本という圧倒的な多さは静岡県の香勝寺と肩を並べる西日本随一の名スポットです。

ちなみに、ききょうは8月頃の真夏には枯れる花。切り戻しをせず6月のみ咲かせるお寺と9月の二番花も楽しめるお寺に分かれます。

場所 名称 時期 本数
京都市 廬山寺 6月中旬~7月中旬 1,000本
京都市 天得院(東福寺塔頭) 6月下旬~7月上旬 1,500本
京都市 智積院 6月中旬~9月上旬 1,000本
京都市 晴明神社 6月上旬~9月中旬 2,000本
亀岡市 谷性寺 ききょうの里 6月下旬~7月下旬 50,000本

02.ハス(6月中旬~8月上旬)

東寺のハス写真 五重塔が目立つ東寺の蓮池に咲き誇るハスの群生

蓮(はす)の花は、仏の智慧や慈悲の象徴として仏教と関係性の深いもの。そのため、神社仏閣の多い京都にはハスを楽しめるお寺が沢山あります。

高さ57mの五重塔を背景に、ハス池を撮影できる「東寺」が名スポットのひとつ。拝観料不要で見れて、早朝から楽しめるのでオススメです。

場所 名称 時期 本数
京都市 東寺 7月中頃~8月上旬
リンク:京都に乾杯 ハス名所21か所

03.スイレン(5月上旬~9月中旬)

勧修寺のスイレン写真 勧修寺の蓮池にスイレンの花が沢山咲き誇る光景

ハスと似た花ですが、水面近くに花を咲かせるのが特徴の睡蓮(すいれん)。

山科エリアにある「勧修寺(かじゅうじ)」が名所のひとつ。氷池園と呼ばれる氷室の池にスイレンが沢山の花を咲かせて、ハスとのコラボも楽しめます。

場所 名称 時期 本数
京都市 勧修寺 5月中旬~8月中旬
リンク:京都に乾杯 スイレン名所9か所

04.サルスベリ(7月上旬~9月下旬)

京都御所のサルスベリ写真 京都御所の寺町御門に咲くサルスベリの赤い花

花の少ない真夏の時期に楽しめる、ピンクの花を咲かせる百日紅(さるすべり)。猿も滑って登れないほどツルツルの幹を持つ木に花が沢山付きます。

定番は「京都御所」内にある「拾翠亭」付近で、池の周囲にピンクの花が彩る日本庭園らしさのある風景。東側の寺町御門の木も美しいです。

サルスベリは神社仏閣の名所もいくつかありますが、出雲路橋や大和大路通など街並みにも植えられています。

場所 名称 時期 本数
京都市 京都御所 7月下旬~9月中旬
京都市 永観堂(禅林寺) 7月下旬~9月下旬
京都市 寂光院 7月上旬~8月中旬
京都市 高台寺 7月上旬~9月上旬
京都市 天寧寺 7月上旬~9月上旬
リンク:花の名所一覧表 サルスベリ名所9か所

05.彼岸花(9月中旬~10月上旬)

東本願寺近くの彼岸花写真 東本願寺の東門を背景に道路沿いに咲く彼岸花を撮影

田んぼや川沿いに咲く彼岸花(ひがんばな)は、都市部ではなく大原や亀岡など自然豊かな地が名スポットとして有名。

三千院や寂光院などの寺社散策とあわせて楽しめる大原エリアでは、高野川沿いの川べりなどで群生を見ることができます。

また、関西随一の彼岸花の群生を楽しめる、亀岡市曾我部町「彼岸花の里」も魅力。穴太寺付近など里山らしさのある風景を楽しめます。

場所 名称 時期 本数
京都市 大原の里 9月下旬~10月上旬
亀岡市 亀岡彼岸花の里 9月中旬~9月下旬

06.芙蓉(8月上旬~10月下旬)

法住寺の芙蓉写真 三十三間堂の南大門から朱塗りの門に向けて芙蓉を撮影

白やピンクの花があざやかな、芙蓉(ふよう)。沢山のつぼみの中から咲いた一部の花が夕方にしぼんでしまう一日花で、午前中のほうが綺麗です。

約8,000体のだるまが飾られた「法輪寺」をはじめとして、いくつかのお寺で芙蓉の花を楽しむことができます。

また、午前は白で午後になるとピンクに色づく姿をお酒に例えた酔芙蓉(すいふよう)の名所「大乗寺」は、廃寺を救った花として静かに楽しむことができます。

場所 名称 時期 本数
京都市 妙蓮寺 8月下旬~10月下旬
京都市 法輪寺(達磨寺) 8月下旬~9月中旬
京都市 大乗寺 9月中旬~10月中旬 1,500本
京都市 天龍寺 8月上旬~9月下旬
京都市 等持院 8月下旬~9月中旬
リンク:ざ・京都 芙蓉の名所4か所

07.ハギ(8月下旬~10月上旬)

梨木神社のハギ写真 静かな鳥居近くに咲く梨木神社の参道のハギ

秋の七草のひとつ、萩(はぎ)。京都には萩の名所が沢山あり、調べてみると萩を楽しめるお寺が10か所以上あって場所選びに悩むほどです。

萩の寺と呼ばれるのが、出町柳駅近くの「常林寺」。勝海舟が宿坊として利用したともいわれるお寺にて、薄紫色や白色の萩が境内を埋め尽くします。

京都御所の近くで萩と芙蓉の花を楽しめる、萩の宮とも呼ばれる「梨木(なしのき)神社」はひっそりとした地元向けの神社です。

場所 名称 時期 本数
京都市 常林寺 9月中旬~9月下旬
京都市 梨木神社 9月中旬~10月上旬
京都市 上賀茂神社 8月下旬~9月上旬
京都市 迎称寺 9月下旬~10月上旬
京都市 平安神宮 9月上旬~10月上旬
京都市 真如堂(真正極楽寺) 9月上旬~10月上旬
リンク:京都トラベル 萩の名所15か所

まとめ

観光系の神社仏閣が多い京都では、寺社の中で綺麗に手入れされた花を楽しむことができます。
枯山水庭園を利用したききょうの花、五重塔とハス、参道のハギや芙蓉の花など、古都の風景をバックに花の美しさが引き立ちます。

以上、京都府の花の名所の紹介でした。